2008Jun/07 悲しみあれば喜びもあり。

昨日はなんだかいろいろあったなぁ…。

男子バレーがオーストラリアに勝って大喜びした矢先、
ネットで作家・氷室冴子さんの訃報を知り愕然。
中学生時代に初めて「クララ白書」を読んでから
その世界に夢中になって、私の価値観に多大な影響を与え、
そして今でもときどき大事に読み返す、特別な存在でした。
いつかまた新作を書いてくれることをずっと待っていたのに。

コバルト作家ということで、正当な評価は得られてなかったかもしれないけど
あんなに人を楽しませる作品を書ける人はそうそういないと思う。
小説を読んでワクワクしたりハラハラしたりドキドキしたり、
そういうの全部氷室ｾﾝｾの作品で教わったような気がします。
中学生という多感な時代に、氷室ｾﾝｾの小説に出会えてよかった。

まだ51歳なんて、あまりにも若すぎる。
ほんとうに残念でなりません。
いま持っている本たちは、これからも大切に手元に置いておこうと思います。


そんなこんなで気持ちが落ちていて、早々に床についたのに
寝る前に、仕事中ふとしたことで知って帰りに買ってきた
『私が夢見た「優」』という本を読んだら、号泣。

号泣も号泣。もう頭痛くて気持ち悪くなって
今朝起きてからも、頭の中が鉛のように重くて動けなかった。
私、泣きすぎるとすぐこうなっちゃうんですよね。

それにしてもこの本、ブログで連載してた実話の書籍化らしいですが
なんかもうどうにもこうにも納得いかんというか、
やるせない気持ちでいっぱいです。

恋愛って、お互いに好き合ってるだけじゃダメなんですね。
「子供だった」「弱かった」で片付けてしまうしかないのか…。

でもこんなふうにお互いを思いあう恋がしてみたい、
と思わせてくれる本でした。
でもなー…。やっぱ納得ｲｶﾈｰ。

私が夢見た「優」
あんどう 蒼



そんなこんなで今日は夕方からようやく動き始めたのですが
男子バレー、北京出場おめでとーーーー！！！！

もう久々にスポーツ見て泣いちゃいましたよ。
昨日今日はずぅっとハラハラしっぱなしだったけど
なんか負ける気しなかった。
荻野キャプテン素晴らしかった。
てかメンバー全員素晴らしかった。
解説のガイチさんが涙声になっててグッときた。
（現役時代のガイチさんをずっと見てたから…）
このチームでオリンピックの試合が観られるなんて嘘みたい。
なんだか夏が楽しみになってきました。

しかしアレですね、今って選手の公式サイトとかブログとかあるんですねー。
越川選手のブログ見たら、「☆」とか顔文字とか多用されててビックリした。
まぁ、イマドキの若者ですからね…。
でもネットを通じてリアルに応援コメントとか書き込めるなんて、
いい時代だなぁと思います。
私がバレー大好きだった頃は、選手に何かを伝えるには
「ファンレター」を出すしかなかったわけだもんね。

ちなみに、私は今までの人生で一度だけ
「ファンレター」というものを出したことがあります！
中学生の時に、現役だった女子バレーの「中田久美」選手に!!
お返事はもらえなかったけど、たしかサイン入りの年賀状が届いたような
そんな記憶があります。
長いこと中田選手の大ファンで、上京してからは良く試合観に行ってたし
実家にはサインボールもあったりします。
懐かしい思い出です。

なんか話がどんどんずれてっちゃった。
とりあえず、明日の最終戦も応援するぞ～、ってことで。
がんばれゴッツ☆