遅ればせながら昨日(水曜レディースデー)、
『王妃の紋章』を観てきましたー。
ジェイさんが出てるってだけで、他は別に大した興味もなく。(おい)
でもネットで見る限りでは、良いという感想もけっこうあったので
ちょっと期待していってきました。
最後の回、開始の30分くらい前に着いたら
すでにざっと見20人以上並んでてビックリ。
その後もぞくぞくとやって来て、けっこうな人数入ってたかんじ。
客層は、なんかご年配の方が多かったです。ちょっと意外。
劇場内には、撮影に使った衣装も展示されてました!
で、感想ですが。
なんとも微妙でした。
以下ネタバレ含むので、これから観る予定の方はスルーでヨロスク。
『王妃の紋章』を観てきましたー。
ジェイさんが出てるってだけで、他は別に大した興味もなく。(おい)
でもネットで見る限りでは、良いという感想もけっこうあったので
ちょっと期待していってきました。
最後の回、開始の30分くらい前に着いたら
すでにざっと見20人以上並んでてビックリ。
その後もぞくぞくとやって来て、けっこうな人数入ってたかんじ。
客層は、なんかご年配の方が多かったです。ちょっと意外。
劇場内には、撮影に使った衣装も展示されてました!
で、感想ですが。
なんとも微妙でした。
以下ネタバレ含むので、これから観る予定の方はスルーでヨロスク。
えっと、私もともと戦闘とか殺し合いとか血が流れる場面とか、
そういうのがものすごく苦手なんです。
例えばディズニー映画みたいに、完全なる勧善懲悪での戦いならよいのですが
この映画、なんか戦いの理由を納得できるような愛とか正義とか
そういうのがなんにも見えなくって、言ってしまえば王様の
「俺を怒らせた奴は皆殺しだゴルァー」
と、元をただせばそんだけの理由で結果あの戦い。(と、思ってしまった)
まぁ王には王の苦悩があったのかもしれませんが、あの脚本じゃワカンネ。
かといってその後、王が改心して王妃と仲良く、国も栄えてハッピーエンド♪
…とかそういうオチがある訳でもなく、最後まで悪がのさばり続けて終了。
(ていうか、あの後どうなるの??ほんとにわかんないんだけど!)
宣伝文句には「愛憎劇」と書いてあったけど、はて「愛」はどこに出てきた?
(唯一、かろうじて傑王子の母への愛は感じられましたが)
監督さん、いったいこの映画を通して何を伝えたかったのか???
ただただ、人々が虫けらのようにザクザク殺されていくクライマックスシーンは
観ていてものすごく気分が悪くなりました。
中国人は、こういう映画をエンターテイメントとして楽しめるんだろか?
そういうことを考えだすと、なんだか恐ろしくなっちゃいます。
たしかに豪華なセットや衣装やアクションシーン、一面の菊の花、
大勢の人たちが一斉に動いてるシーンなんかは圧巻でしたけども。
でもなんか、上品で上質な美しさというものはあまり感じられなくって
なんとなく「一見豪華で派手だけど趣味が悪い成金」みたいな世界に見えた。
でもそう見えるのもある意味狙い通りだったりして。
だってこれドロドロ愛憎劇、なんだもんね??
ジェイ演じる傑王子は、ひとえに母上のため、と戦いに臨むわけですが
それ以前に母との絆があんまり描かれてないので感情消化不良。
「そうだよね、そりゃお母様のために命もかけるよねぇ…」
と思わせるようなエピソードもとくにナシ。
というか、全編において心理描写が浅かったですねー。
説明はあれど、具体的なエピソードがないから深みがない…。
ただこの映画の中で、唯一の救いの光はやっぱりジェイでした!
彼の持つ真っ直ぐなオーラと、最後まで自分の正義を全うした姿は
ほんとうにカッコよかった。
彼がいなかったら、ほんとに後味悪いだけの映画で終わってたかも。
映画本編とは関係ないけど、やっぱりいい声してるなーと惚れ惚れしたし(笑)。
そして仕草も表情もいちいち可愛くて萌え!
あ、あと医者の娘役の女の子が、いかにも中国女子って感じで可愛かったです。
ウーロン茶のCMに出てきそうな感じ。
三男坊の子も、きりりとした目がよかったですね。
うん。役者さんは良かったです。
やっぱ脚本と演出がイマイチってことなのかなぁ。
とまぁ、なんだかあんまり褒めてないかんじで終わっちゃいましたが
すいません、完全なる一個人の感想なのでそこんとこヨロシクです。
べつにつまんない映画ってわけじゃないです。ぜんぜん。
あの大量無差別殺戮が自分的に受け入れられなくて、
あとあまりにも悲しすぎて救いがないお話だったのがツラい。
とりあえずスケールはデカくて迫力満点で衣装もスゴイ(とくに女子)ので
キャストに興味があれば観てみるのも一興ではないかと思います。
王妃様が走るシーンは、ポロリがないかとうっかり期待してしまいますたよ。
生放送じゃあるまいし、そんなことある訳ないんですが(笑)
ちなみに私、どうもチョウ・ユンファさんが津川雅彦に見えてしょーがなかった!
あとコン・リーさんがなんとなく桃井かおりっぽかったですね。
(いや実際べつに似てないと思うんだけど、なんだろ。オーラとか?笑)
このお話、中国では超有名な原作があるらしいですね。
あと「菊」が象徴するものとか、パンフレットみて初めてわかったりしたんで
時代背景とかそういうのを知った上で観ると、全然違うのかもしれません。
でも映画って娯楽なんだし、パンフ見なきゃわかんないとかってどーなの(笑)
あ、どーでもいいけど会社で、王妃の紋章観に行くんだ~って話をしたら
「ねぇねぇ、あれって『王家の紋章』と関係あるの!?」って訊かれました!
そらそー思いますよねぇ。
原題『満城尽帯黄金甲/CURSE OF THE GOLDEN FLOWER』の方が
断然いいのになぁ。
そういうのがものすごく苦手なんです。
例えばディズニー映画みたいに、完全なる勧善懲悪での戦いならよいのですが
この映画、なんか戦いの理由を納得できるような愛とか正義とか
そういうのがなんにも見えなくって、言ってしまえば王様の
「俺を怒らせた奴は皆殺しだゴルァー」
と、元をただせばそんだけの理由で結果あの戦い。(と、思ってしまった)
まぁ王には王の苦悩があったのかもしれませんが、あの脚本じゃワカンネ。
かといってその後、王が改心して王妃と仲良く、国も栄えてハッピーエンド♪
…とかそういうオチがある訳でもなく、最後まで悪がのさばり続けて終了。
(ていうか、あの後どうなるの??ほんとにわかんないんだけど!)
宣伝文句には「愛憎劇」と書いてあったけど、はて「愛」はどこに出てきた?
(唯一、かろうじて傑王子の母への愛は感じられましたが)
監督さん、いったいこの映画を通して何を伝えたかったのか???
ただただ、人々が虫けらのようにザクザク殺されていくクライマックスシーンは
観ていてものすごく気分が悪くなりました。
中国人は、こういう映画をエンターテイメントとして楽しめるんだろか?
そういうことを考えだすと、なんだか恐ろしくなっちゃいます。
たしかに豪華なセットや衣装やアクションシーン、一面の菊の花、
大勢の人たちが一斉に動いてるシーンなんかは圧巻でしたけども。
でもなんか、上品で上質な美しさというものはあまり感じられなくって
なんとなく「一見豪華で派手だけど趣味が悪い成金」みたいな世界に見えた。
でもそう見えるのもある意味狙い通りだったりして。
だってこれドロドロ愛憎劇、なんだもんね??
ジェイ演じる傑王子は、ひとえに母上のため、と戦いに臨むわけですが
それ以前に母との絆があんまり描かれてないので感情消化不良。
「そうだよね、そりゃお母様のために命もかけるよねぇ…」
と思わせるようなエピソードもとくにナシ。
というか、全編において心理描写が浅かったですねー。
説明はあれど、具体的なエピソードがないから深みがない…。
ただこの映画の中で、唯一の救いの光はやっぱりジェイでした!
彼の持つ真っ直ぐなオーラと、最後まで自分の正義を全うした姿は
ほんとうにカッコよかった。
彼がいなかったら、ほんとに後味悪いだけの映画で終わってたかも。
映画本編とは関係ないけど、やっぱりいい声してるなーと惚れ惚れしたし(笑)。
そして仕草も表情もいちいち可愛くて萌え!
あ、あと医者の娘役の女の子が、いかにも中国女子って感じで可愛かったです。
ウーロン茶のCMに出てきそうな感じ。
三男坊の子も、きりりとした目がよかったですね。
うん。役者さんは良かったです。
やっぱ脚本と演出がイマイチってことなのかなぁ。
とまぁ、なんだかあんまり褒めてないかんじで終わっちゃいましたが
すいません、完全なる一個人の感想なのでそこんとこヨロシクです。
べつにつまんない映画ってわけじゃないです。ぜんぜん。
あの大量無差別殺戮が自分的に受け入れられなくて、
あとあまりにも悲しすぎて救いがないお話だったのがツラい。
とりあえずスケールはデカくて迫力満点で衣装もスゴイ(とくに女子)ので
キャストに興味があれば観てみるのも一興ではないかと思います。
王妃様が走るシーンは、ポロリがないかとうっかり期待してしまいますたよ。
生放送じゃあるまいし、そんなことある訳ないんですが(笑)
ちなみに私、どうもチョウ・ユンファさんが津川雅彦に見えてしょーがなかった!
あとコン・リーさんがなんとなく桃井かおりっぽかったですね。
(いや実際べつに似てないと思うんだけど、なんだろ。オーラとか?笑)
このお話、中国では超有名な原作があるらしいですね。
あと「菊」が象徴するものとか、パンフレットみて初めてわかったりしたんで
時代背景とかそういうのを知った上で観ると、全然違うのかもしれません。
でも映画って娯楽なんだし、パンフ見なきゃわかんないとかってどーなの(笑)
あ、どーでもいいけど会社で、王妃の紋章観に行くんだ~って話をしたら
「ねぇねぇ、あれって『王家の紋章』と関係あるの!?」って訊かれました!
そらそー思いますよねぇ。
原題『満城尽帯黄金甲/CURSE OF THE GOLDEN FLOWER』の方が
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